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2014年9月 1日 (月)

大槌 大学文化祭 無事終了!感謝!

このイベント。

https://www.facebook.com/events/1451605028429446/

名ばかりの「実行委員会 代表」なる肩書で、関わった。

と言うより、「直前担当事務局係長」のような状況である。

実質的な準備は8月下旬になってから、という大失態ぶりである。
しかし、3日前に大槌に飛び、そこでの事務仕事た捗ったこともあり、
関係者をハラハラさせながらも、なんとか準備を終えることが出来た。

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早く準備していないから、他人に任せられなく成るというドツボを毎回繰り返している。

だが、3回ほどの短時間睡眠の繰り返しだけで、
なんとか乗り切った(と、思う)。

ーーー お礼のお手紙
【ご報告とお礼】ありがとうございました!!
大同大学の鷲見です。
名ばかりの実行委員会代表の鷲見でしたが、
大槌 大学文化祭は、無事、そして盛り上がり終了することが出来ました。
正確な数は把握できておりませんが、同時に会場にいた最大人数は107名(出展者・参加者込み)、実際の参加者は110名を上回る状況でした。出展側の合計数は50名でしたので、一般参加の参加は50名を超える状況です。当初、特に根拠の無い最大想定が120名であったのですが、ほぼそれに近い状況となり、会場であった公民館大会議室には、ブースやテーブルの設置を考えますと今回の状況でのほぼ満員という状況でした。広報が不十分であったことは否めませんが、「まずはやってみよう」という精神で短時間で実施したということを考えますと、参加者数としてはまずまずであったと思います。皆様の呼びかけ、特に町におられる方、実行委員の方々の広報活動に感謝申し上げたいと思います。
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ーーー
前日の準備には、20名以上の方々に参加していただき、パネルの移動と設置、机・椅子の配置まで終えることが出来ました。予定以上のことができたのも、多くの労力を提供いただいた学生さんによるものです。これで当日の朝の準備が楽になりました、というよりは、これがなかったら時間通り開始することが出来ませんでした。この判断を頂いたキーパーソンとしての臺さんに深謝いたします。
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さて当日本番は、現場での雰囲気としては、懸念していたことをほぼ払拭する状況でした。
2分スピーチは、絶対に時間オーバーするので10分の余裕を撮ったのですが、数字の30分で収まっていました。これは大学の偉いセンセイばかりが話すより、ちゃんとまじめに準備された学生さん、若手研究者が中心の状況であったからだと(皮肉を持って)思いますが、まずはこの運営への協力に感謝致します。(スタッフ一同、大変感心いたしました。ある意味では失礼いたしました。)
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東邦音楽大学による前半後半の15分づつ(3曲づつ)の演奏は、文化活動としての大槌の現場を、伝えていただくことになったとともに、この会場をやわらかい雰囲気にしていただきました。
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第2部の、ブース交流は、一般参加者がなかなかブースのところでの対話が出来ないのではないか、と懸念していましたが、全くそのようなことはありませんでした。自身がぐるぐるといろんなブースを周り、対話し、体験しということをやっていただけました。また、各大学・団体の間の情報交換も活発に行われました。特に支援関係の大学・団体の間でのやりとりは、とても意義があったとの声を伺っております。その声を聞き、こういう場を提供できてよかったと感じました。
ブース・展示は、被災者支援のカテゴリ、文化支援活動(音楽)、まちづくり・復興の関係のカテゴリ、自然科学的なカテゴリ、といったように、大学の様々な大槌との関わりがある、ということを皆が俯瞰し共有できた、ということがとても大きかったように思います。その点で、今回の呼びかけの中で、広め広めに対象をとったことこそが、今回の文化祭の特徴でもあったのだ、と振り返ることとなりました。
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また交流の時間の中では、東大教育研究科の大槌物語の朗読や、
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東京芸大の音楽練り歩き(+柏オヤジダンサーズのコラボ)といった、ワンポイントイベントもあり、飽きることなく時間を過ごすことが出来ました。
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大槌ウィンド・オーケストラの発表では、これが発足するきっかけやメンバの思い・悩みが語られて、これを共有できたことは非常に大きなことだと思いました。演奏だけではなかった事は、本当によかったと思います。
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メカジキ漁のお話のビデオ上映、
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そして、「マタギの話」は金崎ごろうさんと佐々木平太郎と清水あきよさんの、漫才的トークセッションで、盛り上がりました。
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これらは「大槌の知」を町の方々、そして私達外部のものに共有する場となり、大変勉強になりました。
お昼には、大槌で学んだ料理として、
・明治学院大学から「コマコマ汁」
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・東大教育学研究科から「金成だんご」
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と提供いただき、ました。コマコマ汁は前日に時間をかけて仕込まれ、金成団子は当日早朝に起きてこねて作られたとのことです。労力と時間をかけてのご提供、本当にありがとうございました。とてもとても美味しくいただくことが出来ました。
また、地元の味として、小鎚の方の甘いお赤飯も頂きました。
ご提供いただきました皆様、ありがとうございました。
本番は5分超過のみで、スムーズに進行しました。出展の方々、実行委員の方々、そしてご協力頂きましたスタッフの皆様、ご協力、大変有難うございました。ここに重ねてお礼申し上げます。
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その後の大きな後片付けもスムーズに進み、
いつのまにか第三部となった懇親会の様子は、こちらに載っています。
https://www.facebook.com/events/1451605028429446/permalink/1479047749018507/?notif_t=tagged_with_story

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議論の時間がもう少し欲しかった、という声もいただきました。突っ込んだ話になったところもあり、そこで、思いや考え、将来展望を議論する、というところをもっとそれぞれの方々がどうだったか、ということも含め、時間があるとよかったと思います。
ーーー
全体として、多くの学生さんに参加していただいたことで、ワイワイとした文化祭としての雰囲気を持ちながら進行しました。とてもよい雰囲気になりました。
また、この町の復興の議論の材料、この町にはなにがあるのかという材料、など、幅広いものを見渡しながら体験しながら、語りも聞く、コミュニケーションを取る、と言った状況を作り出すことが出来ました。この「いろんなもの、いろんなカテゴリがある」という多様性を飲み込むことができた今回のイベントはとても意義深いものとなったのではないか、と思っております。
最後に、直前のドタバタしたやりとり、調整で大変ご迷惑をお掛けしたことをお詫びしますとともに、そのような状況にもかかわらず、返信いただき、ご準備を対応いただきましたことに、深くお礼申し上げます。また、当日の運営には至らないところが多い中、自らそうした穴を埋めて動いた下さった出展者の皆様に、感謝申し上げます。誠に「さすが」と唸らざるを得ませんでした。
ーーー この先について
まずは、実行委員、出展関係者の間で、今回の振り返りをすることになっております。
また、鷲見を核に、今回の振り返りのまとめ・報告をすることとなっておりますので、しばらくお待ちください。
=== 以後略


さて、鷲見研究室の出し物は、「自噴井戸の利き水」とした。

朝7時に汲みに行った水で、検査をパスしている。
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なかなか人気のコーナーになった。特に町民の方々の関心が高かったように思う。
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面白いのは、安渡の井戸水が「まろやか」という表現、
大槌川、小鎚川からの地下水が「シャープな水」というような表現、であった。

実際に安渡の水は、イオンの含有成分がやや高く、特徴のある味かおりである。
これは山からの水が混ざっている特徴を示している。(水圧が高いのは大槌川のおかげ)
安渡で育った人は、ああこれが育ったところの水、と見事に答えられていた。

自分は長良川・伊自良川の伏流水で育ったので、
明らかに大槌川・小鎚川の地下水の方がフィットする。

想像はしていたが、蓋を開けてみるととても面白かった。

課題も合って、「クイズ形式」を明確にしなかったことだ。
どこの水か、を当てるのは難しいが、どれとどれが違って、どれが同じに感じるか、というのをクイズにすればよかった、と後で思った。それでも、文化祭的な感じで楽しい企画だったと思う。

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さすがにくたくたになって、眠らなくてはならないが、いま書けることを書いて、休むことにした。しかし、自分の準備状況以上の企画となったので、悪くはないなぁ、と思って休むことにする。

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